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俺わ腹を抱えながら、運動場の中央付近に後退りした。
「おい、あいつびびって逃げてるんちゃうか?逃がすな!」
二人わ勢い良く走って来た。
「おいお前!何笑ってんな、あいつみたいにしばくぞ!」
っと薫の方を指差した。
しかし薫わ何もなかったかのようにピンピンしてその場に立っていた。
それが又面白くてまた笑い転げた。
「ギャハッハッハ、あれがハッハハハハ、しばいたん?ハッハハハハ、腹痛いハッハハハハ。」
「お前ホンマにしばくぞ!」
「ギャハッハッハ、頼むー!ギャハッハッハ、はよしばいてー!ギャハッハッハ。」
周りのほとんどが俺らに注目している。
「パシーン、ドス、ドス」
「あー、痛い、痛い、二人がかりで殴られたー!」
大声で叫びみんなにアピールした。
「ありがとう。」
俺わ右手の親指で中指を押さえ、腕を伸ばし、相手のでこにすぅーと持っていった。
「バコ!」
ものすごい音と共にしゃがみこんだ。
「正人!いけるか!おい!返事せえ!」
相方が心配そうに覗き込む。
すかさず、もう一人目掛けて、デコピンをお見舞いしてやった。
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