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「そうなの?」 「おう。この前カラオケ行ったときの吸いっぷりはすごかったからな。相当吸ってるよ、アイツ。」 僕は君と遊びに行ったという友達に少し嫉妬したけれど それ以上に煙草という僕にとって未知の物に強烈に惹かれていた 夜の闇の中でやたら煌々と光る自販機の前に佇んで 僕はまずずらっと並ぶ煙草のパッケージを順に見た *
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