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とある霧の深い森の中を、腰まである銀髪にキレのある蒼眼に大人びた表情で黒のノースリーブにマイクロミニスカートでブーツを履き、腰には幾つもあるポーチと拳銃を身につけた美少女が
『チッ……こんな事ならバイクで来るんだった。』
毒づきながら歩いておりました。
『つか、今思えば情報位下っ端にやらしなさいよあの糞狼っ!!!』
何故、少女がこんな事を言うのか………
それは時間を遡ること約、二時間前---
****
まるで社長室のようなある一室の部屋のソファーに銀髪に蒼眼の美少女が機嫌悪そうに足を組んで座っていた。
『全く…………人の眠りを妨げたからには、それ相応の任務じゃないと基地壊すわよ?』
サラりと物騒な発言をし、欠伸をしながら目の前で苦笑いをしている。
長い肩過ぎまである長髪を結んである赤髪に紺色の瞳で左目に眼帯をつけた青年を睨みつける。
「睡眠中悪かったですが、ちゃんとした任務ですから基地は壊さないでくださいね……。」
『ふん……………』
少女を宥める青年は不機嫌ながらも、ちゃんと話を聞く体勢になってくれた少女に内心一安心する。
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