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「そう言えば………」
「確かに…………」
妙に納得しているアーカードと司令だが、司令に至っては貶されている事すら否定をしていなかった。
そして何時の間にか任務の話はどこかにいっていた。
『にしても、嫌な予感しかしない………』
思案するような仕草で顔を僅かに歪めるレイ。
それから数分間の沈黙が流れ、その終止符はレイ自らによって打たれた。
『まさか……………!』
ハッとしたように我に返る。
そして司令も同じ様な感じだった為、段々と顔が青ざめていく。
「いや………まさか…な。」
だが、その瞬間打たれたかのように部屋の扉を開けレイと司令は鉄砲玉の如く
『私のバイク!!』
「ライヤー!!」
部屋を飛び出していった。
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