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今、授業中。
かったるそうにノートを書いてるのは俺、八神 進。
髪が少し茶色くワックスで無造作に決まっていて、顔はけしてカッコ悪くない顔立ちをしているマイペースな 普通の高校二年生だ。
チャイムがなった。
「はぃ!じぁここまで!今日は掃除なぃから帰っていぃぞ~!」
そう言うと先生は教室を出た。
「やっと終わったーおぃ!帰るぞ!」
「ゴメン!今日バンドの練習なんだ~明日!明日帰ろう!マジゴメン!じぁまたね!!」
今申し訳なさそうに謝って教室を走ってでたのは酒井 健太。
まさにイケメンと言う顔をしていて、背が高く優しい、俺の一番の友達だ。
健太はバンドでドラムをやっていてメジャーデビューと言う夢をもって一生懸命頑張っている。
その上、俺なんか何となく生きて夢もなぃ。
この先どぅなるんだろう…とか思いながら学校をでた。
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