本編

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「歩!!!」 遠のいていく意識の中で 半生を共にした有紗の声が聞こえた ……そんなはず…ないよな? …気のせいだろ? あたりは不気味なほど静かなのに 有紗の…アイツの声だけ 聞こえるなんて… そんな都合のいいことあるわけない …有り得ねぇ 「歩…バカ!!!起きなさいよ。」 体が浮き上がると同時に 少しずつ視界が開けてきた 「あり…」 うまく声が出せない
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