始まり

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洋子(ヨウコ)サンというのは、俺達の新しいお母さんだ。 でもまだ“お母さん”とはきっと呼べないと思う。 洋子サン「涼舞(リマ)ー、進(シン)ー、ちょっといらっしゃい。」 …え? 今なんて…? 涼舞「何ー…って……。一ノ瀬ぇえぇぇえ!?」 あぁ…僕の名字は一ノ瀬です。 七夫「…うん。」 父「なあんだっ♪2人共知り合いだったんだ。ま、仲良くしてやってねー。」 進「……うん。」 涼舞「…ありえな…。」 洋子サン「さーさーあがって。涼舞、唯夫くん達を部屋に連れて行ってあげて?」 涼舞「えー。」 洋子サン「涼ー舞。」 涼舞「…はーい。…ついて来て。」 …沢田と…、家族かよ…。 てか、ぜってーバレたらヤバい。 絶対にヤバい。 沢田の後ろをついて行くと、部屋まで案内された。 涼舞「ここが、唯夫くんの部屋。」 .
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