始まり

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部屋に戻ると、部屋のドアのノブに“七夫の部屋”というのがかかっていた。 いつの間に…。 涼舞「ちょっとデカ夫、邪魔!!」 …デカ夫…。 七夫「チビ涼舞…?」 ―ブチッ あ……;; 今リアルに切れた音聞えた。 七夫「…ごめん。」 涼舞「…明日早起きして荷物持ちしなさいよ。」 は!?!? 七夫「…俺、選手だよ?」 涼舞「その選手を支えてんのは、あたしだよ?はい、よろしく。」 そう言って沢田は部屋に入って行った。 …むっかー。 てか、明日試合か…。 誰にも打たせるつもりねーけど…。 やっぱ緊張する。 …あ、聡海にメール返してねぇや。 …明日俺って沢田と行かなきゃないのかな? 行くとこ聡海に見られたら、嫉妬の嵐じゃん…。 あーあ………。 俺これからどうなるんだろ…。 .
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