呼び出し

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次の瞬間 ミゾオチに蹴りが飛んで来ました。 ウッ・・ 拳じゃないのね・・ 正座で足がしびれた状態での腹への攻撃に対して 防御力はほぼゼロです。 僕は倒れました。 岸田先輩 大げさに倒れてんじゃねえよ! いや ピンポイントで入りましたから・・ その後何度か蹴りをくらいましたが 怪我の巧妙というか 蹴りは痛いが 倒れるたびに足を崩せるので トータル的には 楽になったような気が・・ しかし結局 正座は更に一時間ほど続きました。 むしろマ~イ・・・ とりあえず解放された僕は 足を引きずりながら やっと部屋に戻りました。 僕 ただいま~ 海老沢 遅かったね 大丈夫だった? 僕 大丈夫じゃないっす・・説教くらったっす! 足立 え? なんで? 僕 ん~ なんか調子こいてるとか 目つき悪いとか 色々言われたよ。 佐藤 まあ ヤキの理由なんて どこでもそんなもんだよ。 海老沢 たしかに・・ 僕 ヤキっていうか また正座だったんだけど・・ しかもコンクリートの上で。 佐藤 コンクリート正座かあ でも もっと酷いのあるらしいよ! 僕 もっと酷いの!?
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