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部屋に着くと
凛子はヨソいきの顔で
オレらを出迎えた。
いっつもそうしてりゃ
メイドらしくていいのに…
そう思いながら一馬の方を見ると
ヤベ…………ッ!!
目がハートになってる!!
一馬をソファーに座らせるとすぐ
オレは凛子の腕を引っ張った。
一馬となんか話したら
オレが修二だってバレてしまう。
アイツが酒癖悪い事にして
納得させたはずなのに…
なんで隣に座る?!
しかも挑戦的な目で
オレを見てるし………
ワケわかんね~よ。
こうなったらアレだ…
一馬に事情を話して
オレが栗田修二だって
バレないように
してもらうしかない……。
「オレ…ウーロンハイ
飲みたくなった。
一馬、買いにいくぞ!」
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