side:修也 part.7

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部屋に着くと 凛子はヨソいきの顔で オレらを出迎えた。 いっつもそうしてりゃ メイドらしくていいのに… そう思いながら一馬の方を見ると ヤベ…………ッ!! 目がハートになってる!! 一馬をソファーに座らせるとすぐ オレは凛子の腕を引っ張った。 一馬となんか話したら オレが修二だってバレてしまう。 アイツが酒癖悪い事にして 納得させたはずなのに… なんで隣に座る?! しかも挑戦的な目で オレを見てるし……… ワケわかんね~よ。 こうなったらアレだ… 一馬に事情を話して オレが栗田修二だって バレないように してもらうしかない……。 「オレ…ウーロンハイ 飲みたくなった。 一馬、買いにいくぞ!」
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