side:修也 part.7

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「なぁ修二……… それって一体どういう事…?!」 オレが説明すると さすがの一馬も目を丸くした。 「だからぁ……凛子はオレが 【栗田修二】だって事 知らね~の!! まぁ……ちょっとは 疑ってるみたいだけど。」 「オレはさ…… 凛子ちゃんがお前の事 知らね~って事の方が ビックリだけどな。」 「いいんだよ…それで。 家に帰った時くらい ゆっくりして~だろ? お前…考えてみろよ オレの事知らね~から 普通にしてられっけど オレが修二だって知ったら アイツぜって~騒ぐって。」 「そうかな~……?」 「オレさ…これ以上 見た事ない知人や親戚増えんの ヤなんだよ。」 「まぁな~……… オレらみたいな仕事してると 色んなヤツが群がってくるもんな。 ………分かった。 そういう事なら協力するよ。」 そう言うと一馬は 笑いながらオレの肩を叩いた。 わりぃ~な……一馬。 「あ、そうだ!修二 戻ったらさ…凛子ちゃんの事 口説いてもいい?」 かずま~~~~~っ! それはダメだ。
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