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スクールの前にはヒロシマ・ンが待っていた。
「いいな…お前の馬は」
毎回同じような事を言うコールに、ヒロシマ・ンは毎回同じ返事を返してくる。
「雨の日は大変じゃけん、金もかかるし」
「じゃあ交換するかい?(笑)…にしても暑いな今日は」
ふと、ヒロシマ・ンが思いだしたかのように言った。
「てか、流体力学の予習した?」
そうだ…流体力学…すっかり忘れていた❗
流体力学…それは彼ら学生の天敵。数学よりも強い厄介な奴だ。
彼らは予習をすべく資料室に向かった……。
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