陽君とわたし

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陽君と歩いてきた帰りはホントあっという間で楽しかった✨ わたしは家までほんのちょっとの距離を一人で歩きながら、何年ぶりかに聞いた陽君の「なっちゃん」とホント何年ぶりかに見た昔とちっとも変わらない陽君の笑顔を何度も何度も思い出しては嬉しい気持ちになっていた。高校に入ってからは、普段陽君のあんな嬉しそうな楽しそうな顔は一度も見たことがなかった。 わたしは陽君と別れたあとも、ずっと何だか胸の奥がいっぱいで、今まで忘れていた昔の何とも言えない感覚が私の体をしっかり包んでいた。それはすごく、すごく幸せな感覚だった‥‥✨✨✨ (明日学校で会ったら、陽君におはよって言おう✨) 「ただいまぁ!!」 そぉ言うとわたしは家の玄関のドアを張り切って開けた✨✨✨✨✨
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