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そして私がちょっとﾄﾞｷﾄﾞｷしながらも陽君を足早に追い越そうとした時、雨のｻﾞｰｻﾞｰという大きい音に混じって何やら歌のようなものが聞こえてきた。
(ん?何だろ??)
辺りを見渡しながらよ～く耳を澄まして聞いてみると‥
(え!、陽君!?(笑)陽君歌ってるし(笑)) なんとどこからか聞こえてきていた歌の正体はこのすぐ目の前にいる陽君の歌声だった!(笑)普段教室ではあまりはしゃがない陽君がひとりで歩きながら歌を歌ってる!!それもかなり大声で(笑)
後ろに私がいることなんて全然知らない様子で、雨がうるさくどうせ聞こえないと思っているのか、陽君は更に熱唱していた(笑)
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