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始まりを告げる場所
足音が遠く響きだす
知らなかったその扉
向こう側へ続く瞬間に
嘆く言葉かき消されてく
喧騒と雑踏のなか
消えないように紛れないように
声を伝えていく
踏み出し始めた足跡が
遠く長く続くように
信じる強さを連れてゆく
広い空のように
見上げてる光さえ
すぐにでも届くと感じる
消えないで描いていく
この始まり終わりなんてない
戦うのは心と体
自分作るもの全て
恐れるのは寄せては返す
消し去る街の波
踏み出し始めた足跡は
遠く長く続いていく
振り返る弱さ抱いてまだ
深い海のように
踏み出した場所には戻らない
目指すものは疑わない
失くしてもいいそれ以外は
夜の月のように
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