詩集1
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あなたに出会って何度目の春 二人よりそったこの桜の樹 共に過ごした毎日が眩しくて あの日に比べて一回り成長した私 なのにあなたの視線は私を通り越す 夜空の風が冷たく心に突き刺さる 月夜に佇む桜のように 一人寂しく立尽くす私 また一枚ヒラリヒラリと舞い落ちる 私はいくつも涙をおとしながら いつまでもあなたを待ち続けます いつかまた巡り会うその日まで
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