2人が本棚に入れています
本棚に追加
「友達になった覚えはない」
「なんと! 先ほど契りを交わしたではないか!」
「悪魔と契約するような言い方はやめれ 気持悪い。」
「あの夜 私を大事にすると言った事は嘘だったのか!?」
「何の話だ!! てか今日会ったばかりだろうが!」
「ふむ 良いツッコミだ」
こいつ 俺で遊んでやがったのか…
本気で殴りたくなった…
「はははっ そう恐い顔をするな 今ので少しは元気が出たであろう!」
「何が言いたいんだ💢」
「ふふっ 二人とも凄く仲良くなったね」
「唯 それは気のせいだ」
俺は隣で笑っていた唯に こいつとは友達でも何でもない事をちゃんと伝えたなければと強く思った。
「まぁ 良い 次の授業が始まる。
貴様は彼女と二人で行くのが恥ずかしいのであれば 我も共に行く それで文句なかろう。」
「いや…俺は別に…」
「私は構わないよ」
それを聞いた雪は満足そうな顔で
「よし では行くぞ!」
と意気込んで教室を出て行き、俺と唯は少し離れて後をついて行った。
最初のコメントを投稿しよう!