日常の崩壊と恋愛相談の犠牲者第1号

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教室を移動して10分後 今は美術の授業で先生の話しを聞いていた。 どうやら今日は想像画を描くらしい。 「説明はこれくらいにしてそろそろ始めましょう。」 先生のその言葉から皆それぞれの絵の制作に取り掛かった。 「想像ねぇ さて何を描くかな…」 取り敢えず 周りの奴等が描いてる物を参考にするか… 俺の前の奴は どうやら学校近くの公園を描いているらしいが その中の人達は皆冬着を来ていた。 今度は 斜め前にいる女子のを見た。 どうやら 空に白い鳩が飛んでいた。 とても平和な光景としか良いようがない絵だった。 「見るに連れて 余計に難しくなったな…」 そう 呟いた時 「出来た! 我ながら良いものが描けたぞ!」
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