怨み、憎しみ

それはとある中学校で部活をしていたときのはなしです。テニス部に入っていた、ユウは、一年生からテニスを初めて、半年もすれば、才能と努力のお陰で、試合にも直ぐ出させて貰えました。２年の先輩よりも、多く試合にもでていて、とても活躍していたユウは、部活が終わった後にも、空き地等に行き、壁にテニスボールをあてて打ったり、自主連を、一人でしていました。所がある日、部活の帰りに、自主連をしようと、空き地に入って練習をして、一時間ぐらいして、家に帰ろうとしていたときだった。急に後ろからもうスピードで走ってくるチャリンコがユウにツコッンできた。ユウが気付いた時にはもう遅く、振り向いた瞬間・・・ガチャン・・・ユウ［ッ痛］ユウはそのまま気失った。数時間後・・・ユウ［あれ？何処だ？］母［気が付いた？良かった。ホントによかった。］ユウ［俺どうしたんだっけ？］母［チャリンコにぶつかって、気絶してたところを救急車で運ばれたのよ。］ユウ［そうなんだ。ッ痛。］俺は右腕を見た。すると、俺の右手は・・・小指、親指、中指がなかった・・・・ユウ［うそっ・・・指がない・・・なっ・・で？］母［自転車の車輪にはさまって・・・・］そう言うと、俺の親は泣き崩れた。ユウ［なんで？何で、俺がこんなめに会わなきゃ行けねぇんだよっ・・・どうしてっ・・・試合も近いのにっ］そして俺も、涙が枯れるぐらいないた。悔しい・・・苦しい・・・何でこんなめに会わなきゃ行けねぇんだよ！クソッ・・・クソッ！母［ユウを引いた犯人はユウの一つ歳上の先輩だったらしいわ････］なんで？何で先輩がこんなこと？ユウ［それ・・・ホントに？］母［えぇっ・・・ホントよ、でも誰がやったかまでは分からないそうよ。］ユウ［そうなんだ・・・］母［ユウ絶対に諦めないでユウ［えっ？］母［例え右手を失っても、左手だって有るんだから、ね？］ユウ［分かった。頑張るよ。］

/16ページ

最初のコメントを投稿しよう！

2人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>