怨み、憎しみ

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ユウが亡くなってから2ヶ月がたった頃・・・ 学校では、変な噂がまわっていた。 A[おい!聞いたか?] B、C、[何を?] A[知らないのかよ。何かよ、最近自殺した奴いるだろ?] B、C[あぁ、確か・・・テニス部の奴だろ?] B、Cは二人声を合わせて言った。 A[あぁ。] B、C[それがどうしたんだ?] A[それがよ。アイツさぁ、テニス部の中でも結構上手かったじゃん?でも、事故で指を無くして自殺しただろ?それから何だよ。この噂が広まったの。] B、C[じれってぇーな、早く言えよ!] A[実はな、この前、テニス部の3年が、その子が自殺した教室に行ったんだと。そしたら、急に、ゆ・・・び・・返・・せ・・・って、声聞いたらしいぜ?] B[嘘くせー、そんなのでまに決まってるじゃん] C[はっ、そうだ。嘘に決まってる。] 二人はそう言って否定した。 するとAはこういった。 A[嘘じゃねぇっ!本当なんだって!その3年達が気になって何回も行ってるんだけど、毎日毎日その声はッキリと聞こえくるんだって!] BとCは二人顔を合わせた。
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