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バス停までは、30センチも満たないラインを引いただけの路側帯を子供たちは歩いて通っていた。
工場地帯だったせいもあり、4トントラックがスピードを緩めずに行き交い、何度となくヒヤヒヤさせられた。
時にはあまりの幅寄せに、子供たちは田んぼに落ちた事も何度かあります。
そんな危ない所にいつまでも住みたくないと言うのと、2年生の卓の病気(てんかんと知的障害)を理解してもらえない苦しみもあり、新しい場所を探して、この地へ越してきた。
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