第一章 片目の紋章

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外の光景を見てレオンはア然としてしまった。 街が………ガリア城が………赤い炎で染まっている。 「一体………誰がこんな事を………」 そんな事が脳裏を駆け巡り、言葉として発する事が出来たその時、一人の騎士団員を貫き、剣を紅で染めている者が前方に見えた…。 レオンは恐る恐る、その者の顔を覗いてみた。 「!?」 レオンは一瞬自分の眼を疑った。 「ヴァルキリー………………………………………………兄さん………………?」
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