ワシントンD.C

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200X年8月4日午前7時 ワシントンD.C国際空港 鈴原 「よし。行こうか」 鈴原たちは全ての整理を終えたため、いつでも帰国できた。 男 「ユウジ!ツヨシ!」 鈴原と田所が振り返ると、赤いコルベットに乗った50代の男がこちらを向いていた。 田所 「店長ですよ」 店長 「よう。お別れだな」 鈴原 「お世話になりました」 店長 「お前達は自衛隊に戻るんだろ?これをくれてやる」 店長は箱を渡して来た。 鈴原 「ありがとうございます」 店長 「じゃ、元気でな」 赤いコルベットは走り去っていった。 田所 「なんなんでしょうコレ……」 箱の中には、ACOGスコープが入っていた。 鈴原 「ACOGだ……」 久保木 「早くしないと乗り遅れるよ」 鈴原 「ああ」 こうして鈴原たちはアメリカを後にした。
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