嵐はあたしの悲鳴と共に

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嵐はあたしの悲鳴と共に

「えぇえぇぇっ!!?」 あたしの絶叫も気にせずにお母さんはニコニコと微笑んでいる。 え。 いや、ちょっと待ってよ。 今、あたしの聞き間違いじゃなかったらあたしは今直ぐこの場から逃げ去りたいよ。 ……きっと、あたしの聞き間違いだ。 そうだ、そうに違い無い。 「……ねぇ、お母さん。今なんて言ったの?」 お母さんはやっぱり笑ってこう言った。 それはそれは、随分と可愛らしい笑顔と、声色で。 「今日から翼と同居する子が来るのvv」 本日2回目、水瀬家にあたしの絶叫が響き渡った。
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