年齢詐称!?麗君と御対面☆

17/21
前へ
/204ページ
次へ
年上……誰が? ……あたし、が…? 「う、そ……麗サンは社会人じゃないの?あたしてっきり二十代前半位かと……」 ポツリとこぼした言葉を聞いた途端、麗サンの表情が目に見えて暗くなった。 あ、あたし最低だ…。 ワザとじゃないとは言え、麗サン…否、麗君を落ち込ませちゃった…… あたし、麗君に怒る権利無いや…… あたしは、麗君に向き直るとさっきの麗君みたいに頭を深く下げた。 「ごっごめんね!あたし、ワザとじゃないとは言え麗君怒らせちゃって…あたしが怒る権利なんて無いのに……」 頭を下げたまま言い切ると、ふと頭の上に何かが乗せられた。
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1270人が本棚に入れています
本棚に追加