年齢詐称!?麗君と御対面☆

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そして、ニッコリ笑ったまま言ったんだ。 「翼……これから宜しく」 甘い、砂糖菓子の様な声。 だけどその中には苦味もちょっぴり含まれていて。 くどすぎない、甘さが丁度良い。 あたしはドキドキしながら、差し出された麗君の大きくて綺麗な手を、自分の小さな手で握り締めた。 ───春 桜舞い散る季節 麗らかな日差しの下 こうしてあたしと麗君の 奇妙な同居生活は始まったのでした。 「宜しくね、麗君」
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