桜蘭高校ホスト部

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7話 「ジャングルプールでSOS」   ハルヒ「だいたい何なんだろう、この大袈裟な設備は…。水遊びなんかビニールプールで十分でしょ」 光&馨「ビニールプールって何?」 ハルヒ「えっと…このくらいの大きさで…ほら、空気を入れて膨らませる奴だよ」 光「バーカ」 馨「そりゃエアボートっていうの」 光「そんな小さいのがプールなわけないだろ」 馨「なぁ」 ハルヒ「プールだよ!よく小さい子が水遊びしてるでしょ」 (環、二人を連れて行く) ハルヒ「あ…」 環「バカ、ハルヒがプールと思い込んでんだからプールでいいんだ!ハルヒに恥をかかせるな!庶民の意地らしい知恵なんだよ!」 光&馨「えー、だってボートはボートなのにー」 ハルヒ「なんと言うか…もの凄く不愉快なんですが…」 光「それより気になってたんだけどさぁ」 馨「殿はなんでハルヒにこのパーカー着せたの?」 環「(ギクッ)」 光「普通に考えたらさぁー」 環『ハルヒの水着姿が見たいんだよ!』 光「って一番言いそうなのに」 馨「意外だよね」 光「まさかとは思うけどあれすか?ハルヒの肌は他のヤローには見せたくないとかそういうの」 馨「へぇーそうなんだ」 光「それってかなりのむっつりだよねー」 馨「気持ち悪いよねー」 環「バ、ばか者!俺は父として、保護者として当然の事をだな!だいたい、例え水着でも女の子は男の前で無防備に肌を晒してはいかんのだ!」 (光と馨、環の後ろを指差す。ハルヒが呆れた顔をして立っている) ハルヒ「……」 環「……ι」
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