死神の2日

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「またたび」 口元からクスクスするいい匂い 彼女にあげたら日溜まりのいい香りの挨拶してくれるかな 可愛い彼女は黒い美人いつも屋根から挨拶してくれる 黄緑の眼は優しく笑い声はまろやか ほかに好きなコいるのかな? お月さま…お月さま…彼女の好きなコだぁれ 仲良くマタタビかげたらいいな いつもいるブランコのそばに彼女はいなくてなんだか不吉な胸騒ぎ彼女の名をよびながら 僕の胸はチクチク 月明かりのような電灯の下 彼女は冷たい何かにかわってしまった 鼻先でかぐもののもう日溜まりの香りはしなかった 😢 お月さまが彼女の死劇に人間が関わってると教えてくれた 復讐しなくちゃ…かけだした僕をお月さまの魔法が姿を変えていく僕の隣りを死神が走る…魔法の代償は命だから
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