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「じゃあちゃんと片付けやってよね」 少し怒り気味で由美が言った。 その後、ちゃんと片付けをしていると由美のバックを落としてしまった。 「あ、ゴメン!!」 財布やら参考書やらが床に散らばる。 慌てて拾い直して由美に渡してあげた。 「へぇ~。由美はちゃんと勉強していて偉いな~。俺なんてもう(笑)」 そういうと 「うん…。」 と由美は意味深な頷きを見せた。 後片付けが終わり、帰ろうとしたときに由美が話し掛けてきた。 「ねぇ、大介君。私、少し話したい事があるの…。」 少しドキッとしながら 「あぁ、べつにいいけど?」と答えた。
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