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「何か大崎くんと話してたら元気でた」
お互い買い物を済ませ、コンビニの外に出ると鈴華が呟いた。
「は?なんかあったの?」
鈴華の言葉を聞きとった拓は心配そうに鈴華を見る。
「大崎くん嫉妬ってしたことある?」
「嫉妬?」
拓の言葉に鈴華が頷く。
「今ね、今日ね好きな人が他の人と2人でいるってきいてさ…今すっごい嫉妬してるの。おかしいでしょ?」
「彼女でもないのに」と付け足す鈴華。
その表情は辛そうで
拓は一瞬鈴華を抱きしめたい衝動にかられた。
しかし拳をぎゅっと握りその気持ちを抑える。
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