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「てかそろそろ帰らないとお母さんが心配するんじゃない?」
そういって拓は携帯で時間を確認する。
「そうだね!じゃぁこの辺で!また月曜日ね!」
「おう!おやすみ」
「おやすみなさい!」と拓に言うと鈴華は小走りで家へと向かった。
その後ろ姿を見た拓が小さく呟く。
「嫉妬ねぇ…」
そこまで言って自分も来た道を歩き出す。
しかし少し歩いた所でまた直ぐに立ち止まった。
「やべ…俺今すっげぇ嫉妬してる」
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