部活動

5/9

9人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
あっという間にミニゲームは終わり個人練習をしてその日は帰った。 帰宅途中、俺と西山は方向が同じということで一緒に帰宅。 タ「なぁ西山って… ユ「結衣でいいよ。あたしも猛って呼ぶし♪」 タ「ん?ぁ、あぁわかった」 ユ「で、何?」 タ「なんで女バスに入んねんだ?あんだけ上手いのにもったいねぇじゃん。」 ユ「あはは。ありがと♪でも、あたしまともにプレーできないから…」 タ「?」 ユ「1年前に事故で膝壊しちゃったの…リハビリしてなんとか普通に生活できるようになったけど、走ったり跳んだり出来ないんだ」(苦笑) あ…ミニゲーム中感じた違和感の正体わかった。パスやシュートに気を取られて気付かなかったけど、ドリブル1回もしてない…。シュートするときも跳んでなかった… タ「……」 ユ「でもバスケ好きだからどんな形でも関わっていたくて。それでマネージャーになったって訳」 タ「そっか…なんて言ったらいいかわかんねーや」 ユ「気にしなくていいよ♪」 タ「ん?ちょっと待て。俺はハンデ持ってる奴の足引っ張ってた訳!?…自信なくすゎ(泣)」 ユ「あはは。でもシュートフォームとかすごい綺麗じゃない!」 タ「俺より綺麗な奴にいわれても…」 ユ「あら、私バスケに関してはお世辞なんか言わないわよ?だから頑張ろ!ね?」 ドキッ タ「ぁ、あぁ。目標はでっかく全国制覇!!って言いたいけど、とりあえず地区大会制覇ぐらいにしとこう。」 ユ「う~ん…地区大会かぁ‥ねぇ!じゃーさ、私を全国に連れてくってのは?そうしなよ!ね!約束♪」 タ(なんかどっかで聞いたことあるような約束だな…)
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加