現代パロ🍀は組

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《きり乱》出会い ああ、わりぃわりぃ。 笑いすぎた。 いや、マジで泣かせるつもりはなかったんだ。 かすり傷なんだぜ? それなのに 「血が出てるよ!腕見せてっ!」 なんて大袈裟に。 「やだ」って言ったら涙目になるし。 何でそんなに、必死なんかなって思ったら なんか、笑えてきた。 面白すぎて、涙出た。 …何で「大丈夫?」って聞くんだよ? 笑いすぎただけだってのに。 あーもう…おかし過ぎ。 おかしいって分かってんのに 「大丈夫。」ってマトモに答えた 俺もおかしくなってんのかな。 「さて、と。じゃあ…ん。」 「え?」 「コレ、見てくれんだろ?」 優しく傷を手当てする。 痛みを全部、包み込む。 「俺ね、お前みたいな奴がもっといっぱいいればいいかもなって思ったわ。」 そいつは 一瞬、嬉しそうな顔、して それから思い出したように言った。 「私みたいな人がいっぱいいたら皆運が悪くてきっと大変な事になると思うよ!」 …これには、まじで 大爆笑。 「お前、やっぱ面白すぎ!!」 .image=183141062.jpg
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