砂時計が時を刻む

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さらさらと 時を刻む砂が流れてる 落ちきる前に 逆さまにするコトで 取り戻せる気がした さらさらと 二人の距離が遠ざかる 天の邪鬼な 想いは素直さを 強がりに変えて零れていく 時の砂 一粒 捕まえるように 君のコト 一つずつ 想い重ねて 砂山が作り出す アルバムの最後のページ 砂時計が時を刻んでく 時の砂山に 気付けなかった僕は 君の想い 一つずつ 見落としていった すれ違ったままの 二人の時間が過去になる 砂時計が時を刻んでく
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