AfterDays

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雨上がりの夜 湿った空気に 月明かりが やっと零れてく 偶然通り過ぎる 懐かしい顔に手を振った 交わるはずのない 傷つけ合った二人 今が幸せだから できたのかもしれないね 振りほどく手の熱さ まだ覚えてる 子供だったよね お互い 背伸びしすぎていた 恋に恋して 相手を見失ってた 泣きもせず痛いだけの 終わりが今はもう ただ懐かしいと笑えてた
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