十四の夜

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十四の夜

14歳の時の俺の話・・・。俺の母は俺が小学生の頃初めて乳ガンと診断され入院した。勿論このころは小学生だったこともあって、何年後かに起こることなんて予想もしてなかった。  俺が中学にあがる頃には手術も終わり、母がいるいつもの生活が戻っていた・・。薬を飲み続ける母をのぞいては・・・。 中2になり俺は両親が早くいなくなれば良いと思っていた。誰にでもある反抗期というやつだ。 ある日、母の病気が再発したとして、また入院した。またすぐ治るだろうと心配もしなかった。俺が普通に生活している間も母の病気が進行してるというのもしらずに・・・。
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