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まだ恋愛と呼ぶには幼さ過ぎた。
中2の恋。
あの時は
人生でもうこの人以上に好きになる人なんて、絶対出来ない!
そう思った。
春日ユキ
15歳。
ごく普通の中学校2年生。
まだ男の子を意識した事もなかった。
「ユキ~」
『何だね、葵くん』
葵「葵君て何やねん、(笑)」
西川葵。
同じく中2の友達、
女の子(笑)
葵「ユキ、知っとった?!A組のハル君とE組のみかちゃんて、付き合ってるんやって!!びっくりやんな??」
『ふぅん、そうなんや』
葵「何やの!そっけな」
『別に…興味無いもん』
別に誰と誰が付き合うとか
誰が誰を好きとか
他人の話とか
恋とか彼氏とか
本間にどうでもよかった…
葵「あ、みかちゃんや!ええな~
うち等も早よ彼氏とかほしいな!」
『そだね~』
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