序章

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「…今から3年後に俺は謀反により死ぬ。」 俺は重臣を集めていきなり、そう告げた。 「……そして、その謀反人は光秀だ。」 いきなり名を呼ばれた光秀は慌てふためき周りの重臣も一斉に光秀を凝視した。 「………な、何を異な事を申されますか!? 私は謀反など考えてはおりませぬ。信じて下されっ!」 光秀がこれだけ慌てる姿もなかなか見れる物では無いが、面白いものだ。 しかし、そろそろ真意を話さねば要らぬ不安を煽るだけであろう……。
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