転校

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―ダダダダダダッ!! 物凄い音がこっちに向かってくる 「なっなんだ……!?」 ―バァン!! 「何事ですか!!校長!!」 扉が破れそうになるくらいの勢いで開かれた 犯人は長いバンダナを頭に着けた男だった 「……………」 その男を見た瞬間 ライミの眉間に皴が寄った 「ウルフ先生 この子が転校生のテキラそれと相棒のファントムだ 宜しく頼むぞ」 「はい! 任せて下さい 俺はウルフ・レイズンブラック 生徒からはオオカミ男先生って呼ばれてる 宜しくなテキラ!ファントム!」 右手を差し出し握手する 熱い先生だ 「こちらこそオオカミ男先生」 ウルフを見て微笑み 握り返す 「…………」 その様子に不機嫌になる者(ファントム)も頬笑ましく見ている者もいた(バステト) 「さて……もうそろそろ時間だな テキラ ファントム 行くぞ!」 何故かテキラを肩車し ファントムをテキラの肩に乗せる 「へ?」 「レッツ!ウルフダッシュ!」 「うわぁぁぁぁ!!!」 先ほどと同じく ウルフはテキラとファントムを乗せ物凄い勢いで走っていった その速さに大絶叫するファントム 哀れ 「やめてくれぇぇぇ!!!!」 広い校舎にファントムの叫びが響きわたった― (速いねー)(速いですね)(速いよなー←)(もう嫌……(泣)
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