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富男ゎ、唾を飲み込み段ボールを開けた。
「あ、昆布だ…」
富男ゎ、落胆した表情で昆布を見つめた。
「待てよ、まさか全部が昆布なわけないよな」
富男ゎ、昆布をどけはじめた。
すると、白い物が見えた。
「ん!?ホタテだ!」
富男の顔がみるみる明るくなった。
しかし、ホタテゎ殻のみだった。
その他でてきたものゎ…
ひじき、つまようじ、松居棒、にんにく、左右の違う靴下だった。
富男ゎ、無言で昆布に手をのばししゃぶりながら、横になり天井を見つめた…
「しおからい…」
涙と昆布の味ゎ微妙に似てるようで似てない事を知った春だった。
カツヨ編を待て
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