最終楽章 ― 協奏曲
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「これ……は?」 詩音の視線の先にあるのは、青い石でできた花の乗ったヘ音記号の飾り。 「安物だけどな、どうしてもそれも渡したかった」 その言葉の真意など無論読み取れるはずもなく、詩音はどうして、と聞き返す。 「高音だけの音楽も綺麗だけどさ、それじゃ高音が疲れる。だから低音が、俺が高音を支える。一緒に奏でればいい。綺麗な音を」 「そう……だね」
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