一つの別れ。

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「えっ!?何がっすか!?」 とぼけてみても本城さんは表情を変えず話を続ける。 『もう二人の調書は巻いてあるからとぼけても無駄やぞ。とりあえず今日は泊まっていけ。調べは明日や。』 一瞬で頭が真っ白になる。 意味わからん。 はっ!?いつの話しをしてるねん?? 夏!? そんな事を考えながら留置所の汚い茶色の毛布にくるまり目をつぶる。
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