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「初めまして、アタシの名前は真鍋晶(まなべあきら)。性別上は男だけど心はお・と・め」
「こいつのことは気にしないでください、ただのうざきもい奴ですから。僕の名前は寺岩零(てらいわれい)です。性別は女です」
「は、はあ・・・俺は・・・」
「エリック君ね、翔ちゃんから聞いたわ。事情は大体知ってるから、そこ退けてもらえるかしら?」
「すみません!」
エリックが慌てて退けると晶と零はお構いなしに浴室に入って行った。エリックも続けて入っていこうとしたが、零に手のひらを向けられストップが掛かった。エリックはそれに驚いたが、零は淡々と言葉にした。
「ストップ、ここからあなたは駄目だ」
「え、何で?」
「ここから先はアタシ達の仕事だからよ。後で説明するわ」
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