『朔の過去と正体』

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―― 別れてからだいぶ時間がかかった。 どれもこれも、みんな委員会のせいだ。 早く、皐月に会いたいのに!! 俺は急いで、第2図書室へ向かった。 ―バンッ 「はぁはぁ。 皐月ぃ?何処にいる??」 たくっ。 あいつ、何処に行ったんだ!? 早く見つけないと。 そしてあいつを、寮に送り届けなくちゃいけない。 じゃないと。 夜が来て、 闇の鬼が目を覚ます――
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