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別れ
3学期が始まった。
でもやっぱりハマに喋りかける勇気がない私。
今日ゎ学校行事で、おしるこや豚汁、味噌汁が食べれる。
これは全校生徒が参加。
もちろんハマもいる。
私は目で見ているだけ。
ハマが女子に囲まれて楽しそうに笑っているぃる所を。胸が苦しい…
喋りたいのに喋れない。
このもどかしさ…
私は心を決め、家に帰ってハマに電話をかけた。
「もしもし?」とハマがタイミングよく出た。
「もしもし?私、瑞穂」
唇の震えを押さえつつ言った。
「あぁ、どぉした?」
ハマは普通に喋ってくれた。久しぶりに聞く私への優しい声。それだけで涙が出そうになった。
「最近喋ってなかったね。ハマ、私のこと避けてるし…」こんなコト言いたいワケじゃないのに、本題に入れない。
するとハマが
「今から会えるか?」
まさか会うと思ってない私。でもココで断ったら何も進展しない…
「うん、会えるよ」
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