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卒業
私達は
次の日から何事もなかったよぅに喋った。
でもハマはもぉ部活には来ない。
なぜならハマの卒業が近づいているからだ。
私達1年生も卒業式の練習に参加する。
ハマがこの学校からいなくなる。
想像しただけでイヤだ。
でも卒業の日は待ってはくれない。
そして卒業式当日。
先生に呼ばれてハマが返事をする。
私もハマへの気持ちを卒業するため心の中で返事をした…。
そして卒業式が終り、私はハマの所へ行った。
「ハマ、卒業おめでとう」
私は泣きたい気持ちを押さえ笑顔で言った。
本当は凄く凄く寂しい。
もっと早くに出会っていたかった。
するとハマが
「校舎の中一緒に歩かない?」と言った。
私達は校舎の中をゆっくり…ゆっくり歩いた。
もちろん私達が出会った場所、家庭科室の前も通った。
短い間だったけど、凄くたくさんの思い出がある。
ありがとうハマ…
いろいろあったケドあなたが私の初彼で良かった。
そしてハマは卒業していった。
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