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いつもと変わらない部活。平凡な毎日を送っている
中学1年の冬。
彼女の名前は緒方瑞穂。
部活は家庭科部。
今日もまたいつものように作りかけのヌイグルミを縫って部活の仲間とお喋り…。
「今日も平凡な日で終わるな」と思ってたその時
ガラッと勢いよく部室のドアが開いた。
「みんな久しぶり!」と入って来たのは、顔はそんなに良くないケド明るくて人気者の3年の男の先輩。
名前は浜野龍也(ハマノリュウヤ)。スラッと背が高ぃ人。
浜野先輩は部活の部員と仲が良かった。
なぜなら1年の1学期にもこの部活へ遊びに来ていたからだ。
私は1学期は部活を真面目にしていなかったから今日が初対面。
浜野先輩が私に気づいた。人なつっこい先輩は「初めましてだな!名前は??俺浜野龍也♪ハマでぃ~ょ☆」
男と喋るのに慣れてない私は「ぁ…ぇっと…緒方瑞穂デス」とシドロモドロ。
後にこの男が私の平凡な日々を変えるコトになろうとは想像もしてなかった。
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