願いがある

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「圭、特製ドリンク一個足んないぜ」 「えっ!?ごめん裕太!今取って来るっ」 私は部室へ走る。 裕太に悪いから急がなきゃ! 「…どっか抜けてんだよなぁ…圭って」 「んふっ…裕太くん。それが彼女の魅力ですよ」 「あ~…なるほど」 裕太とは同じクラスでもあって仲良し。 観月先輩と付き合う前に、いろいろ協力してもらった。 「裕太ごめん!持ってきたよ」 「サンキュ」 「圭って結構早く走るだーね」 「うん、前から思ってた」 「柳沢先輩、木更津先輩。私かけっこは早いですよ」 「ぶはっ!かけっこって!」 「あはは!逃げ足早そうだーね」 柳沢先輩と木更津先輩に笑われた… なぜだろ…
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