願いがある

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「圭、そろそろ帰りましょう」 「はい!観月先輩、着替えてきますね」 私は女子部室へむかった。 私のうしろ姿を見ながら赤澤部長と観月先輩が話していた。 「圭が入って…部が明るくなったな」 「ええ…彼女はよく働いてくれてます」 「観月、彼女を離すなよ」 「んふっ…いきなりどうしたんですか?」 「いや…」 いつものように観月先輩とは門で待ち合わせ。 いつもいつも観月先輩を待たせて悪いと思って早くしてるのに… 観月先輩はいつも先にきてる。 「おまたせしました!」 「時間通りですね。さ、行きましょう」 「はい!」
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