歯車のずれた日

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ぎゅるる~ お腹がすいて目覚めたらもう外は真っ暗だった。 「オカン飯ー!!」 そう言ってリビングに行くとオヤジはもう来ていて晩御飯を食べていた。 みんなで飯を食った後、俺はオヤジと話す事がなく気まずいため自分の部屋に引きこもってテレビを見る事にした。 「隆ー入るぞ~!!」 オヤジの存在なんてすっかり忘れてテレビに熱中しているとオヤジが突然入って来た。 「何か用?」 テレビの邪魔をされて少しイライラしていた俺はぶっきらぼうにそう言った。 「母さんが、最近お前学校いってないみたいだって心配してたぞ。成績は言いみたいだがちゃんと学校いかなきゃ母さんが悲しむだろう。」 またコレだ。もうオヤジの説教にはもううんざりした。 「お前にそんなこと言われるすじあいないし!!でてけよ!」 そう言い放つとオヤジはどこか寂しそうに出て行った。
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